2018年6月8日金曜日

謎テキスト1-8 ~ 幸せを呼び起こせッ! ~

CCやっぱりメンドいっす(挨拶)

とある話のネタバレあらすじをきわめて勝手に紹介する謎テキストのその8、デス。

前回:『ウェディングドレス?』は、こちら

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【 8. 幸せを呼び起こせッ! 】


未来「だめ……なにも思い浮かばない……」
響「幸せなんて……そんなのどこに……?」
切歌「心が真っ暗で、何も見えてこないデスッ……」

敵の『サムシングフォー』が放つ不幸のオーラ、『幸セヲ穿ツ詩』が、ウェディングギアを纏えない響たちの心を蝕んでいく。

藤尭「みんなの心が……ッ!」
エルフナイン「この症状、マリッジブルーですッ!」

もはや一刻の猶予も無い。
S.O.N.G.の司令部も、全員が懸命に打開策を探った。

緒川「『幸せ』という気持ちを、形にして渡すことができれば」
弦十郎「形のあるものなら、投げ込んででも渡すことが可能なんだがな……」

通信機から届いたその声に、閃いたのは翼だった。
彼女は、撮影現場でのマリアと幸谷の話を聴いていたのだ。

弦十郎「ウェディングブーケだとッ!?」
翼『ブーケには人の想いを込め、伝える力があるといいます。幸せを託すにはもってこいかと』
弦十郎「緒川ッ!」
緒川「心得てますッ!」

幸せをブーケに込めたブーケトス作戦。
失われた心象を取り戻すブーケの到着まで、四人をかばって戦う翼とクリスと調。


緒川「遅くなりました。さあ、早くブーケトスをッ!」
黒衣の花嫁『血濡れた会場に花束とは、滑稽ね』

ブーケを抱えて駆けつけた緒川を目がけ、一斉に襲いかかる不幸の種子、そしてサムシングフォー。

調「……ああッ!」
クリス「攻撃をモロに……ッ!」
緒川「いえ。あっちはただの影分身です」

怒涛の攻撃を全て軽々と躱し切った緒川は、翼たちに四つのブーケを託した。

調「わたしの幸せは、切ちゃんとたくさん作ってきたッ!」
クリス「いつも散々恥ずかしいことやってるくせに……今必要なのは、そういうことだろッ!?」
翼「ウェディングギアは、形だけではないと見せてやれッ!」

調から切歌へ、クリスから響と未来へ、翼からマリアへの、想いを伝えるブーケトス。


三人「「「その幸せを、掴み取れ──ッ!!」」」
黒衣の花嫁『偽りの幸福などッ! 何度でも、真の不幸で塗り固めてやるッ!』

ブーケを受け取った四人に殺到する不幸の種子。
その全ては、眩いばかりの光に飲み込まれて消失した。

マリア「不幸など……幸せを纏い、祓ってみせるッ!」

光の中から現れた四人は、再びのウェディングギアをその身に纏っていた。


マリア「これがわたしの──白銀のウェディングドレスッ!」

再構成されたウェディングギア。
もはや、ただの願いや憧れではない。互いを想い合い与え合う『幸せ』を得たそれは、周辺の不幸のオーラを浄化し、哲学兵装の呪いに干渉するだけの力を備えていた。

エルフナイン「これなら確実にドレスの不幸を祓い、女性を救い出すことができますッ!」
弦十郎「お前たちが『幸福』を諦めずに手にした力だ。存分に発揮してこいッ!」

反撃開始。
不幸のオーラをかき消すことで全員が並んで戦えるようになった七人は、あれだけ手こずっていたサムシングフォーを次々に打ち倒していく。

響「幸せはきっと、誰とだって分け合えるッ! あなたにだって、そうできたはずッ!」
切歌「古いことを忘れて、無かったことになんてできないデス。積み上げてきたものがあるから、今を笑っていけるんデスッ!」
未来「明日に響く新しい輝きは、未来を踏みにじったりしないッ!」

サムシングフォーを一体撃破する度に、黒いドレスは一瞬その白い輝きを取り戻す。
残るは青い一体──サムシングブルー、そして本体の『黒衣の花嫁』のみ。

マリア「幸福の種は花開いたわ。次は、あなたの番よッ!」


== つづく ==


展開が強引だ? それはまあ『あらすじ』のまとめ方が悪いのであって、もとのお話のせいじゃない…と思イマスヨ?(なぜか眼をそらす)

さておき。
今回の「もったいないポイント」は『緒川さんついに戦場に立つ!』でしょうか。
893や兵隊さんはともかく、人外相手は珍しい。

…まさかそこがNGだっ(ry




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